仕様と根拠
突き合わせの規則
CSV は RFC 4180 2 節の読み方で読み、1 行目を見出し、2 行目以降を項目と金額として扱います。項目名が前月と今月の両方にあれば、増減額は今月から前月を引いた金額、増減率は増減額を前月の金額の絶対値で割って 100 倍し、小数第 2 位を四捨五入した値です。
新規・消滅と合計
今月だけにある項目は新規、前月だけにある項目は消滅として表示します。割引のようなマイナスの金額もそのまま合計に含めます。前月の金額が 0 円の項目は増減率を計算できないので「-」と表示します。固定費など支出構成の変化を把握するという家計管理の考え方を、項目ごとの差で確かめるための整理です。
根拠にした仕様・資料
| 仕様・資料 | 確認日 | 使った箇所 |
|---|---|---|
| RFC 4180 Common Format and MIME Type for Comma-Separated Values (CSV) Files | 2026年10月29日 | 2 節の 1〜7(行・見出し・値の数・二重引用符)。差分の定義は規格の定めではなく、このツールの定義 |
| 知るぽると「家計管理とは」(アーカイブ。2015年10月時点) | 2026年10月29日 | 家計の収支を把握して管理する考え方。最新情報は J-FLEC で確認するよう案内あり |
| 知るぽると「家計簿長続きのコツ」(金融広報中央委員会) | 2026年10月29日 | 支出を記録して見直す考え方。請求明細の差分についての公的な規定は確認できなかった |
指摘の段階
- エラー: 仕様に反していて、正しく読めない・処理できない入力です。
- 警告: 読めるものの、仕様の推奨に反する・矛盾する・意図と違う結果になりやすい入力です。
- 情報: 誤りではありませんが、知っておくとよい扱い(読み飛ばした部分や解釈)です。
入力の扱い(送信しない仕組み)
処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。
このツールでできないこと(制約)
- PDF や紙の請求書は読み取れません。明細の文字を CSV に書き写した、貼り付けのテキストだけが対象です。
- 項目名の表記ゆれ(全角半角・「通話料」と「通話料金」など)は同じ項目にまとめません。新規と消滅の両方に出た項目は名称をそろえてください。
- 金額は整数の円だけです。円記号・単位つきの金額や小数は、その行を除いて警告します。
- ファイルは UTF-8 として読みます。Shift_JIS の CSV は文字化けするため、UTF-8 で保存し直してから使います。
ご利用にあたって
- 出力は貼り付けた明細の差の計算結果です。請求内容が正しいかや契約の見直しの要否は、各事業者の明細や契約書で確かめてください。
- 大きなファイルはお使いの端末の性能によって処理に時間がかかることがあります。